建築用語集 か行
- カーペット
- 通常使用される頻度の高いものには織物カーペットと刺繍カーペットの2種類があります。
- 火災警報機(かさいけいほうき)
- 感知器と自動火災報知受信器で構成され、感知器で火災を判断して信号を発信し、自動火災報知受信器でその信号を受けて警報を発信する装置のことです。
- 框戸(かまちど)
- 四周を化粧枠材(框)で囲み、ガラスなどの面材をはめ込んだ建具のことです。
- 鴨居(かもい)
- 和室の襖や障子などの建具を立て込むために引き戸状開口部の上枠として取り付けられる横木のことです。
- 乾式工法(かんしきこうほう)
- 内外壁の仕上げや下地にモルタルや土壁など、水を含んだ材料を使用せず、 工場で生産された外壁材や、合板などを現場で取付ける工法です。乾燥待ちの必要がなく 気候に左右されず工期を短縮できる点が長所です。
- 木表・木裏(きおもて・きうら)
- 製材品で立木のときに樹皮側(木の外側)を木表、樹心側を木裏といいます。
- 基礎スラブ(きそスラブ)
(1)べた基礎のつなぎばりに囲まれて設けられるスラブです。基礎反力が上向きに加わる 点が、ふつうの床スラブと異なっていることです。
- (2)基礎の底盤のことです。
- 基礎パッキン(きそパッキン)
- ネコ土台とほぼ同義語です。
- 強化ガラス(きょうかがらす)
- 衝撃などによる破損に対して安全対策がなされたガラスのことです。破損した場合、破片は粒状になります。
- クッションフロア
- 長尺シートと同様、幅が1320〜1800mm程度のビニルシートで中間に発泡系樹脂層が入ったものです。保温・断熱・衝撃吸収性に優れます。
- 組床(くみゆか)
- 下階に柱が少なく、梁間が6mくらいまでの室面積の大きな場合に用いるもので、大梁、小梁、根太で構成されています。
- ケイカル板(ケイカルばん)
- 正式には珪酸カルシウム板と呼び、内外装の下地材として使われ、軽量で耐火・断熱・遮音・加工性に優れています。
- 珪藻土(けいそうど)
- 植物性プランクトン(藻)が化石化したもので、昔からその高い保温性と程よい吸湿性を生かして壁土に使われていました。近年、自然素材への関心が高まるとともに、壁土への利用用途が見直され脚光をあびています。
- 化粧材(けしょうざい)
- 長押や敷居・鴨居、真壁の柱など、目に見える場所に使う材のことです。
- 煙感知器(けむりかんちき)
- 煙の濃度から火災を判断する機器のことです。
- ケレン
- 素地調整・下地調整をすべて含めて「ケレン」と表現することが多いです。素地でも下地でも塗装に適した状態にする作業を指します。
- 剛床(ごうしょう・ごうゆか)
- 床面を剛に固めることにより、地震力や風などの外力に抵抗し、建物の水平変形を抑える床組です。根太レスとほぼ同義語と使われています。
- コーキング
- 建築物において、気密性や防水性のために施工される隙間を目地材などで充填することです。
- 木口(こぐち)
- 木材の繊維の断面(年輪)が見える部分のことです。
- 小口テープ(こぐちテープ)
- 突き板に粘着テープが付いたもののことです。
- コンパネ
- コンクリート用型枠合板のことです。