建築用語集 さ行
- サイディング
- セメント系の素材強度と木質系の特性である断熱性を最大限生かした上で表層部のガラス質のコーティングで耐久性も確保した人造外壁材のことです。
- 直天井(じかてんじょう)
- コンクリートスラブなど躯体の天井面に直接仕上げをした天井です。
- 敷居(しきい)
- 障子や襖などを滑らせるために溝を突いた横材です。
- 軸組(じくぐみ)
- 土台・柱・梁・筋かいなどの軸部材の組合せで構成し、屋根・床などの荷重を支持し、地震力や水平力を基礎に伝達し抵抗する骨組です。
- 漆喰(しっくい)
- 消石灰に繊維類、糊材、骨材などを配合したものです。
- 遮熱塗料(しゃねつとりょう)
- 遮熱効果をもつ塗料のことで、塗膜中に中空の粒(バルーン)が配合され、このバルーンが熱を遮断します。
- 集成材(しゅうせいざい)
- 薄い挽き板であるラミナに圧力をかけ、樹脂系の接着剤を張り合わせた木材のことです。
- 充填断熱(じゅうてんだんねつ)
- 外壁の柱と柱の間に主にグラスウールやロックウールなどの繊維系断熱材を入れていく工法のことです。
- 上棟(じょうとう)
- 棟木を取り付けた段階のことです。
- シロッコファン
- 送風機の形式の一つで、静圧が高く、ダクト式の換気システムで一般的に使用されています。
- 人乾(じんかん)
- 木材を乾燥室に入れて人工的に温度と湿度を調節して短時間で乾燥させたものです。
- 真空ガラス(しんくうガラス)
- 中間層を真空にした特殊な複層ガラスのことです。魔法瓶の原理で高い断熱性能を持ちます。
- 筋交い(すじかい)
- 柱と柱の間に斜めに入れて建築物や足場の構造を補強する部材のことです。構造体の耐震性を強める効果があり、建築基準法では一定の割合で筋交いを使用することが義務づけられています。
- 石膏ボード(せっこうボード)
- 石膏を芯材とし、両面ボード用原紙で被覆し、板状に成形したものです。安価なうえ防火性能・強度性能に優れるため、あらゆる用途・部位の下地に利用されます。
- セメント
- 石灰石と粘土を混ぜて焼成したものに、石膏を加えて細粉砕したもののことで、セメントというとポルトランドセメントを指すことも多いです。
- 背割り(せわり)
- 丸太や角材などは、乾燥収縮してあらゆる所が割れてしまうため、その割れを軽減するために、あらかじめ化粧として露出する部分の逆側の見えない部分に、木の中心部まで達する切れ目を入れておくことです。
- 外断熱(そとだんねつ)
- RC造やコンクリートブロック造など、熱容量の大きな躯体の外側に断熱材を施工することです。
- 外張り断熱(そとばりだんねつ)
- 木造で構造体の外側を断熱する工法のことです。