建築用語集 た行
- 耐力壁(たいりょくへき・たいりょくかべ)
- 建築物において、地震や風などの水平荷重(横からの力)に抵抗する能力をもつ壁のことを示します。
そうではない壁(構造的に固定されていない壁)は非耐力壁と呼びます。
- ダイノックシート
- 接着剤付の塩化ビニル樹脂フィルムの総称です。
- 太陽光発電(たいようこうはつでん)
- 太陽光のエネルギーを電気エネルギーに変換する装置のことです。
- タイル
- 土を焼き固めて薄板状にした陶磁器質の仕上げ材のことです。
- タイルカーペット
- 50cm角のタイル状のカーペットの総称です。汚損・劣化してもその部分だけの取替やクリーニングが可能です。
- 畳表(たたみおもて)
- い草で編まれた畳の表面部分をいい、編み方によってさまざまな表情が現われます。
- 畳寄せ(たたみよせ)
- 和室の周囲の畳と壁との隙間があかないよう埋める部材のことです。
- 建方(たてかた)
- 構造部材の組立て作業です。土台敷きに始まり、柱・梁などから棟木までの作業工程をいいます。
- 柱状改良(ちゅうじょうかいりょう)
- オーガー(スクリューで地中に孔をあける機械)で現地土と固定材を攪拌しながら穿孔し、土を柱状に固めて土中にコラムと呼ばれる柱状の改良体をつくり、それを介して安定した地盤に建物荷重を伝達し、支持する工法です。
- 長尺シート(ちょうじゃくしシート)
- 幅が1320〜1800mm程度のビニルシートの総称です。
- 直接照明(ちょくせつしょうめい)
- 90%以上の光が直接照らされるので、陰影が強く出ます。
- ちり
- 柱と壁が接する縁をいいます。壁の仕上がりはこのちりが真っ直ぐに通っているかどうかが判断の1つとなります。
工事に伴って発生する振動、地盤沈下などにより、壁と柱の間にすき間が出来ることを「ちりが切れた」といいます。
- 繋ぎ梁(つなぎはり)
- 鉄筋コンクリートの独立基礎の移動・ねじれ・不同沈下を防ぐ目的で、基礎相互を連結する梁です。構造計算で柱脚を固定にする場合には、必ず用いるもので、柱脚に生じるモーメントを負担することです。
- 鉄筋コンクリート構造(てっきんコンクリートこうぞう)
- 鉄筋コンクリートを用いた建築の構造もしくは工法です。英語のReinforced-Concrete(補強されたコンクリート)の頭文字からRC構造またはRC造と略されます。
- 電磁調理器(でんじちょうりき)
- 一般にIHクッキングヒーターと呼称され、直火を使わない調理器で安全性が高いです。
- 通し柱(とおしばしら)
- 1階と2階をつなぐ、つなぎ目のない1本の柱のことです。
- 床柱(とこばしら)
- 床の間に用いる柱で、化粧用の部材のことです。
- 戸袋(とぶくろ)
- 雨戸を引き込むためのスペースのことです。
- 戸襖(とぶすま)
- 合板フラッシュ戸に襖紙を貼り襖風にしたものです。