建築用語集 な行
- 長押(なげし)
- 日本建築に見られる部材で、柱を水平方向につなぐものです。
普通、長押と呼んでいる住宅などの和室にあるものは特に内法長押(うちのりなげし)といいます。
- 難燃材料(なんねんざいりょう)
- 建築物の材料のうち、建築基準法施行令第1条の六で定める技術的基準に適合する不燃性を持つ材料を指します。
- 握り玉(にぎりだま)
- ノブのことです。
- 2重サッシ(にじゅうさっし)
- 遮音ガラスの中でも、より厳しい遮音性能が必要な場合に用い、適切な中間層を設けたガラスのことです。
- 貫板(ぬきいた)
- 和室の場合、壁を取り付けるために床と水平に入れる部材のことで、幅60mm〜90mm、厚さ9mm〜15mm程度の杉板をさします。
- ネコ土台(ねこどだい)
- 基礎外周部の立上がりの天端の上に設置される部材のこと。
土台と挟み込むことにより、基礎・土台間に隙間をつくり、床下の通風をとります。基礎パッキンともいいます。
- 根太(ねだ)
- 大引や梁の上に直交方法に設置される部材のことです。
- 根太レス(ねだレス)
- 床面を剛に固めることにより、地震力や風などの外力に抵抗し、建物の水平変形を抑える床組です。剛床とほぼ同義語です。
- 軒(のき)
- 屋根の外壁から外側に出ている部分です。軒の端部を「軒先」と言います。
- 野地板(のじいた)
- 屋根の仕上材や防水材の下葺き材を取り付けるための下地材や垂木の上に設けます。
住宅に用いる野地板には、耐水合板が多用されています。